住宅展示場に足を運んだことがない方は、モデルハウス見学で何を得られるのか不明瞭であり、強引な営業に悩むこともあるでしょう。しかし、実際にモデルハウスを見学することで、図面やカタログだけでは想像しにくい完成した家を体験し、住宅計画のヒントを得ることができます。
このガイドでは、モデルハウス見学のメリットと、見学時のステップを紹介します。住宅展示場への訪問を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1.モデルハウスの見学に行くメリット
新築一戸建てを検討している方には、モデルハウスの見学が有益です。カスタムホームを建てる場合、完成前の家を見ることは難しいですが、後で後悔しないように、様々な実例を見て自分の理想の家を具体的にイメージすることが重要です。
以下では、モデルハウス見学の5つのメリットを紹介します。
1-1.家の広さや高さを確かめられる
モデルハウス見学の主なメリットの1つは、部屋の広さや天井の高さなどを直接体験できることです。間取り図や写真では具体的なスペース感が分かりづらい場合もあります。例を挙げると、吹き抜けでも1.5階か2階かによって、部屋の開放感や明るさが異なります。また、階段の段差や収納スペース、ベランダの広さなども、実際に見なければ理解しにくい要素です。
モデルハウス見学では、実際の空間や生活動線、使い勝手などを体験できます。また、エリアや地域によって1畳の規格が異なることもあるため、確認しておくと良いでしょう。
1-2.家の性能を体感できる
カスタムホームでは、住まいの快適性も非常に重要です。特に、建築後の変更や追加が難しいため、設計段階で適切に計画する必要があります。モデルハウスを訪れると、その住宅に組み込まれているさまざまな機能や性能を確認できます。たとえば、子供が2階で駆け回ったり、部屋で音楽を聴いたりした場合の騒音レベルをテストすることも可能です。
さらに、効率的な空調や換気設備、断熱性能なども確認できます。断熱性能を評価するには、真夏や真冬など、外気温との差が大きい季節に見学に行くのが良いでしょう。
1-3.最新の住宅設備に触れられる
モデルハウスは、建築会社にとって自社の技術や施設を最大限にアピールできる場所でもあります。そのため、住宅の設備や性能、様々なシステムには最新で最高級の商品を採用していることが多いです。
まだ発売されたばかりであったり、これから発売される設備を実際に触れて試す機会は稀です。特に、キッチン、浴室、トイレなどの仕様を他人の目を気にせず細部まで確認できるのは貴重です。モデルハウス見学を通じて、これから主流となる設備や便利なシステムを体感できるため、快適な住まいを実現する際の参考になるでしょう。
1-4.内装のイメージが掴める
モデルハウスを見学することで、住宅の内装やインテリアのイメージを掴みやすくなります。壁紙や床材、ドアや窓枠のデザイン、全体の色調など、同じ間取りでも内装によって家の雰囲気や魅力が大きく異なります。写真やカタログでもある程度のイメージはつきますが、光の加減や色調補正がかかっていることもあり、「現物を見ると想像とは異なる」ということもよくあります。実際に物件をさまざまな角度から見ることで、どの内装が自分に合うかを感じ取ることができます。また、異なる感性の人が取り入れたインテリアを観察することで、新しいアイデアを得ることもできます。
1-5.住宅のプロに相談できる
モデルハウスを見学する際には、ほとんどの場合、住宅の専門家が案内役として同行します。ですので、見学中に使用している設備などの詳細を尋ねたり、住宅に関しての不安・疑問などを相談したりすることが可能です。見学したモデルハウスにはない性能や、自分が採用するつもりのない設備に関する質問も歓迎されます。間取りや設備が工期や費用にどのように影響するか、住宅ローンや税金、補助金についても質問できます。また、メディアやインターネットでは得られない実際の情報や、お得なイベント・キャンペーン情報も得られるかもしれません。
2.モデルハウス見学の流れ
モデルハウスの見学には、事前の準備が重要です。予め計画を立て、当日のスケジュールを考慮しておくことで、限られた時間の中で効果的に情報を収集できます。各家によって異なりますが、1軒あたりに1〜2時間を見積もる必要があります。見学したい家の数に応じて、ゆとりを持ったスケジュールを組むことが大切です。
以下では、モデルハウス見学を効率的に進めるための手順をご説明します。
2-1.STEP1:見学するモデルハウスを決める
最初に、見学したいモデルハウスを選び、回る順番や優先度を決めましょう。各モデルハウスをじっくりと見る場合、1つあたり1〜2時間ほどの見学時間が必要です。そのため、1日に見学するモデルハウスを2〜3軒に絞るか、複数日に分けるなど工夫が必要です。あまり長時間かけすぎると、子供が疲れてしまったり、後回しにしたモデルハウスの見学時間が足りなくなる可能性があります。
2-2.STEP2:モデルハウス見学の予約を入れる
モデルハウスの見学を計画したら、住宅展示場に予約を入れるのが良いでしょう。多くの場合、急な来場にも対応できるよう準備が整っていますが、週末やイベント時は混雑する可能性があり、すぐに案内されるとは限りません。特定のモデルハウスを見学したり、担当者から詳細を聞きたい場合は、事前に予約を入れることがおすすめです。また、予約特典を提供しているメーカーもありますので、事前に確認してみると良いでしょう。
2-3.STEP3:見学に必要な準備を済ませる
モデルハウスの見学に行く前に、以下のものを持参するとよいでしょう。
2-4.STEP4:当日は担当者と一緒に見学する
当日は、モデルハウスの担当者から説明を受けながら見学を行います。一般的に、モデルハウス見学の際には、予約時や見学前にアンケートの回答を求められることがあります。家族の希望やこだわり、質問事項などを詳細に伝えることで、個々の状況に合わせた案内を受けることができ、実際の暮らしをイメージしやすくなります。
3.住宅展示場に来たらセンターハウスも利用しよう!
センターハウスは、会場のリーフレットやメーカーなどの最新情報、さまざまなキャンペーン情報が掲載されたチラシを提供しています。また、子供連れのお客様には託児サービスもあり、授乳室では粉ミルク用のお湯もご利用いただけます。
まとめ
モデルハウスの見学は、注文住宅を検討する際に役立ちますし、最新の設備情報を得るのにも有益です。
ワンズホームでもモデルハウス見学を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
モデルハウス見学はコチラ!