近年になって日本全国で問題になってきているのが、少子高齢化です。かつて経済成長を続けていた時代には人口も増え、それと共に住まいも増えてきましたが、真逆の状況になりつつある現在、当然のことながらマンションや一戸建ては余り始めています。
そこでワンズホームが注目している制度が、「一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)」という団体が提唱する「マイホーム借上げ制度」です。この制度は50歳以上のシニア世代を対象に、お買い上げになったマイホームを借り上げて、賃貸住宅として住む意思のある方に、代わりに貸し出しする制度です。
これによって現在の自宅を売却することなく、住み替えを考えたり、老後資金の補助に活用したりできるようになります。「自宅の老朽化で、別のマンションを探している」「家族皆で住む想定だったが、子供たちも自分の住まいを持っているため夫婦二人では広すぎる」「老後の資金が心配」などのお悩みを持つシニア世代の方には、ぴったりの制度ではないでしょうか。
一方でこの制度には、借りる側にも大きなメリットがあります。そのひとつが「安全で良質な賃貸住宅を確保できる」ことにあります。シニア世代の方々から借り上げる際に、すべての住宅には建物診断が義務付けられています。
シニア世代ということになれば数十年前に購入された物件ですが、耐震性についても新耐震基準が施行された昭和56年6月を境に、それ以前の建築確認申請が行われた住宅の耐震診断を実施。その内容を踏まえて、現在の基準必要とされる補強や改修が行われた住宅だけを貸し出ししています。
千葉県市原市でも、空き家やその予備軍は着実に増えていると感じます。ワンズホームはJTIの理念に共感し、貸したい人と借りたい人のマッチングを行い、少しでも空き家問題の解決に貢献できればと考えています。もし、住む予定がない家をお持ちでしたら、JTI事業登録社のワンズホームまでご相談ください。